From INSIDE-内なるもの 1st. SOLO EXHIBITION at ZAIM横浜 2006.12.1ー12.10

ある日お客様のお子様たちがやってきてフラットに敷いた白砂で遊び始めた。うわ〜....す、スミマセン。。。
いいんですよ、面白いから....どんどんやってください。
そのうちままた誰かがやってきて”面白そう!”そのうち指で模様を描き始めた。
いろんなヒトたちが関わってアートが変容した日。




INSIDE
内なるもの

Blue Flower Project Vol.2
MIKA YAJIMA EXHIBITION 

ZAIM別館スペース202 
http://za-im.jp 
2006.12.01(金)ー12.10(日)
11:00-19:00 
(最終日17:00まで)入場無料
December Decoration for ZAIM 
2006年12月1日(金)〜31日(日)
 ライトアップ17 時〜22 時

ZAIM アーカイブ

December 03, 2006
Published by Yokohama City ART Network
ZAIMクリスマスデコレーション&
MIKA YAJIMA EXHIBITION





INSIDE-Blue Flower Project



INSIDE MUSIC CD



子供が作曲したメロディーに
アレンジを加えた
Moon Flowersが収録されています

MUSIC FOR INSIDE
主催
ZAIM ザイム
 (財) 横浜市芸術文化振興財団 
http://za-im.jp 
〒231-0021 
神奈川県横浜市中区日本大通34
TEL/045-222-7030
FAX/045-662-0509
E-mail : zaim@yaf.or.jp
協力
Women's Net Working Cafe はる美 
http://plaza.rakuten.co.jp/wncyokohama/
May the people all over the world find their own Blue Flowers!
戦争、貧困、暴力、破壊、搾取、コントロール、etc., 解決できるのは内なる心だけ...

Published by MIKA YAJIMA Tokyo, Japan.
Copyright (C)2006
MIKA YAJIMA ATELIER
All rights reserved since July, 2003.

MIKA YAJIMA EXHIBITION [INSIDE-Blue Flower Project Vol.2] + DECEMBER DECORATION
宮田徹也/copyright(c) 2006 ZAIM
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■MIKA YAJIMA EXHIBITION [INSIDE-Blue Flower Project Vol.2]
2006.12.01(金)-12.10(日)11:00-19:00 (最終日17:00まで) <別館スペース202>
■DECEMBER DECORATION <ZAIM外壁>
2006年12月1日(金)-12月31日(日) 11:00-22:00

-about INSIDE-
矢島路絵は1994年からファイバーアーティストとしてビルや空港等、主に建築空間へのオーダーアートワークを手がけてきた。今年は7月の《大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
2006》(以下、妻トリ)に続き、ZAIMで展覧会を二つ開催した。
その一つは「MIKA YAJIMA EXHIBITION [INSIDE―Blue Flower Project Vol.2]」(12月1-10日/別館202)である。ここには3つの作品が展示されている。

まずは「INSIDE―内なるもの」で、2400×2400oのパネルが会場入って右手奥に設置されている。パネルには、ポリエステルメッシュをバームクーヘンの形態にした大小様々なサイズの円
形作品が添えつけられて、下からのライトアップが施されている。パネル下部から中央に密接に、上部には空間を多く残して恣意的に円形作品が配列されている様子は、まるで波から沸き立
つ水飛沫のように見える。幅をそのままで、床には真っ白な砂と円形作品が展開している。それは水面下というよりも天空をさまよう姿に似る為、見る者は空間感覚に対して眩暈を起こす。それ
は後述するZAIM外壁の作品にも意識が及ぶ。屋外でのインスタレーションを得意とする、矢島の独自性が強く表れていると言えるであろう。この床面は、そのまま銀風船/貝殻/宝石が形作る
曼荼羅に繋がるのである。
パンフレットにある矢島自身の言葉を引用する。
「戦争、暴力、破壊、搾取、コントロールetc.,解決できるのは人の心だけ」
「越後妻有アートトリエンナーレ2006で展開したTerra-Blue Flower Projectの第2弾、誰もが持っていながら忘れがちな花―心に内在する見えざるものを感じるだけで世界は変わる」。

妻トリからの連続性と、作品にふれることによって意識の変革を図ろうとする態度が読み取れる。Terra-Blue Flower Projectの発想を妻トリのWeb (http://www.echigo-tsumari.jp/writer/
index.html) から引用する。「布とロープの張力を利用した膜構造から、自然界に存在するフォルム―朝顔のような青い花をフィールドいっぱいに点在させる。青い花は人間のBodyを現し無理
のない張力は人間同士の支えあいを現しているのかもしれない。」

妻トリの際には作品自体で語らせていた発想を、今度は他者が「見る」ことによって交流を生み出そうとする点に、変化が表れている。

次は「OVER THE VEIL―ベールの向こう側」である。この作品は、ZAIMの備品である遮光板とカーテン仕立ての絹真綿を交互に配置し、8メートルに及び窓全体を支配している。シルバー
針金とばらの花びらによってデコレーションされ、足元にはライトと銀の紙風船がびっしりと張り巡らされ、「INSIDE―内なるもの」との関連性が生まれている。バラの花びらはここから部屋を渡
り、2階廊下から階段へ、更に1階廊下を伝わって壁面へと、飛び立つイメージを演出しているのである。
同じくパンフレットにある矢島の言葉を引用する。
「ベールなんて本当は存在しない 我々はいつでも自由に行き来できるのだから……」
「越後妻有―下条願入、故水落キクさん(享年101歳)作による絹真綿を原材料としたカーテンを窓側に展示、昼の光と夜のライトによる向こう側の景色の気配の移り変わりに心の変容を見つ
ける」。

ここからも屋外への意識、「見る」ことによる交流が読み取ることができる。実際に作品を前にすると、昼夜の区別だけではなく天候による変化も感じられるほど、ナイーヴなマチエールが目を引
いた。202号室は上記の2点が支配しているだけではなく、扉左手の壁面にはバラの花びらの曼荼羅が展示してあった。柔らかいライトが燈され、WATCHMAN制作によるオリジナルCD
「INSIDEヒーリングミュージック」が流れる。仄かなアロマ・ローズが香り、珈琲を飲みながら寛げる椅子も用意されていた。外からの別空間の意識、寛ぐことによって作品への集中力を高めると
いった配慮がなされ、まさに空間を異化するインスタレーションとして展示が成立していたのだった。

-about DECEMBER DECORATION-
もう一つの展覧会は、ZAIMの外壁に二つ作品を展示することにあった。これは「ZAIMクリスマス企画」と連結している為、作品群に正式な名称は与えられていない。

まずはZAIM本館と別館をつなぐ駐車場屋上に備え付けられたライトからの光が、ミシンで縫われた直径6.8mのポリエステルメッシュを突き抜け、宇宙に向けて光を穿つ作品である。
同パンフレットにある矢島の文章を転載する。
「Holy Night…天から青い癒しの光が降りてくる」
「越後妻有トリエンナーレ2006―夏のスキー場で展開したBlue FlowerシリーズをZAIMのビルの谷間で展開、照明効果を利用しクリスマスシーズンならではの幻想的な外観を演出する」。

新潟の澄んだ空気に比べて横浜は都会のため、夜間でも照明が潰えることを知らない。拠って宇宙に舞い上がる想像力は生まれないが、青い光が投下されている点は明確になり、企画の
意図にある「光が降りる」イメージの形成には成功したといえるだろう。

もう一つはZAIMの外壁を覆う金網を利用し、市民参加型の銀風船の折紙をデコレーションする作品である。銀色で耐水性が強い正方形の折紙と紙風船の折り方を示すキットが11月上旬から
23日まで、ZAIMで配布された。これを取りに来た200人を越える横浜市民が紙風船を作成、再びZAIMに持ち込んでいただいた。矢島はこの風船を、自ら金網に登って展示した。日昼は陽
光に反射して煌めき、12月上旬からZAIMは夕暮れとともにライトアップされ、銀風船は輝きを放った。

ZAIMのHPで矢島は、以下の言葉を付け加えている。「世界平和、環境、家族、恋人への優しい気持ちetc.,…貴方の願いを込めて紙風船を一緒に折っていただけますか?横浜市民の皆さ
んの思いがこもった約2万個の銀の風船をこの12月、ザイムの壁に飾ろうと思います。」
矢島の言葉を同パンフレットから引用する。「内なるものは音と光と共にやってくる」「まずは変容すること…それが大切なこと」。

昼間は太陽光、夜はライトアップによって煌く銀風船は、矢島の手にかかると「内なるもの」となる。そこで「大切」なのは、一枚の紙から立体に「変容」することであり、それは紙を折る作業だけ
ではなく、風船を膨らます行動も関わってくる。膨らますこととは、生命を吹き込む意義も含まれている。このようにして、紙風船を制作するという単純な工作は、「内なるもの」に「変容」するので
ある。
この「内なるもの」がZAIMの「屋外」、外壁を飾るというコンセプトは、今回の矢島が一貫して持ち続けた「交流」という意識が支えていたのであった。(宮田徹也)
 



Blog制作記録

2006.12.01-12.10 横浜 ZAIM ザイムで行われた初めての個展INSIDE-Blue Flower Project の制作記録及び2006.12.01-12.30 の間ZAIMビル壁面で展開したDecember Decoration for ZAIMの制作記録
です。
約2ヶ月の準備期間にはWomen's Net Working Cafe はる美による横浜市民の皆さん及び友人知人たちのご協力を得て、約15000個に及ぶ銀風船を折っていただく協動作業がありました。
多くの人々の無償のサポートに支えられた初めての個展、一生涯忘れられない記憶として何時までも心に残るProjectでした。
関係者の皆様、改めてありがとうございました。
2007.9.16 MIKA YAJIMA





鳥オンナの寄せ書き [ INSIDE-B.F.Project ] / 2007-01-24 00:54:35
 
 
すっかり有名になってしまったボランティアのSさんの発案で皆さんが寄せ書きをしてくださいました。
日本代表のTシャツは景品が当たったのだそう。。。
レジデントのえりもさんは会う度にハシゴに登っていたのでヤジマは”鳥オンナ”ですってぇ〜〜〜
面白いので、家に置いておくのはもったいないヮ!ということで暫くはる美に置かせていただこうと決めました。
皆さんジャンジャン書きこんでね!Women's Net Working Cafe はる美 http://plaza.rakuten.co.jp/wncyokohama/

 

ZAIM0120 打ち上げ [ INSIDE-B.F.Project ] / 2007-01-24 00:45:06
 

さなぎの家を後にし、中華街を通り抜けZAIMへ。
今日は現地での風船プロジェクト作業に関わってくださった方々をお誘いしてZAIMカフェでの打ち上げです。
はる美ネットワークでご協力くださった皆さん、ZAIM関係者レジデント入居中のアーティストの皆さんetc.,

たかが折り紙されど銀風船
これほどアート(工作ですが。。。)が人と人を繋ぐ触媒になりうるとは私自身も改めて驚いています。
集まってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
また遠方でお誘いこそ致しませんでしたがご協力くださったみなさま改めてありがとうございました。
この模様は後日HPでご報告させていただきます。

ZAIMのHPでは今回のアーカイブが掲載中です!
http://za-im.jp/php/modules/tinyd1/rewrite/tc_81.html

 

0120@さなぎの家 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2007-01-24 00:07:25
 
 
20日ぶりの横浜
まずは11月のBlogに登場した日本三大ドヤ街と言われる石川駅北側寿町のホームレス支援団体「さなぎの家」を初訪問。
銀風船を皆さんで折ってくださったのに今まで自分のことで精一杯、ご挨拶すらできていませんでした。

代表の櫻井さんにこれまでの経緯を伺います。
路上生活者達が昼間だけでも自由に出入り出来、情報交換が出来る場所がどんな風に出来たのか。
誰も無理強いをしない、自分たちの責任で掃除をし、運営をする場所。

「私はただ見守っているだけなのですよ。」と櫻井さん。
引きこもり、ニート、社会を取り巻く問題はすべて根本は同じで本人自らの意志がなければ誰も他人を助けられないことが良く判ります。
何も聞かない、言わないけれど、私だけはいつもここに存在している-無私、無償の愛の実践者をまた一人見つけました。
”さなぎ”はみんなで名づけたネーミングだそう
INSIDEのテーマもさなぎから蝶に変わるためのトランスフォーメーション、いつまでもお話が尽きない時間でした。

NPO法人さなぎ達 † http://www.sanagitachi.com/wiki/?FrontPage
 
 

ZAIM1230 記念撮影 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 22:35:56
 
 
一部の方々しか写っていないのが残念ですが撤収のお手伝いをしてくださった方々、ZAIMのスタッフの方々と。
みなさんありがとう!

今年は一年の1/12を新潟で過ごし、1/12を横浜に通い、7/12は制作、合間にグループ展参加など、
普段オファーがあってから制作をするアートワークの世界とはまた違った世界を経験することが出来ました。
この経験を通じて沢山の方々と出会いいいことも悪いことも、
目に見えない心の財産に変えられたことが何よりの喜びです。
 
 

ZAIM1230 銀風船その後 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 21:48:25
 

準備期間約一ヶ月、通算40日、ZAIMの外壁を飾り風雨に耐えてきた皆さんの銀風船
取り付け直前には雨で開いてしまわないようにホッチキス留めまでしてある完璧さ。
暴風雨や一時撤収で落ちてしまったものは5%ほどでしょうか、見事に耐えてまだまだ使えます。
オッ君の手配してくれたアルバイトの方々が寒い屋上で金網からキレイに取り外してくださいました。
金網はきちんとロール巻にして、ZAIMの方々が風船も一緒に大切に保管してくださいましたので
ここにご報告申し上げます。
来年はひょっとしたら更にバージョンアップしてお目見えするのかも?

予想以上の強さを誇った銀風船ですが、くしゃくしゃになったり落ちて踏まれたものも少しあります。
これらはクリップを外して燃やしたり、土に返すことができます。
またヤジマの手元にも保管してカビなど生えないか品質チェックを予定しています。
日本人が生み出した折り紙の強さと弱さ...こんな中にもウイークモダ二ティーを感じます。
 
 

ZAIM1230 風船広報車 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 14:05:43
 
 
これがSさんの銀風船宣伝車!きっと今日もみんなにお話したり配ったりしてくださっているのでしょう。ありがとうSさん!
 
 

ZAIM1230 Sさんとオッ君 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 14:02:40
 
 
ボランティアのSさんが様子を見に来てくださる。彼は通りがかる子供達に銀風船を配っていた。やっぱりカミサマノオツカイビトのよう。。。

右側はオッ君。職業柄なのか、いつも”申し訳ありません...”と恐縮しているけれど、今回のダブルブッキングは彼のせいでも何でもないし、
ロケの撮影協力の収入があってZAIMは若いアーティストたちを支援することが出来るのですからすべては循環しているのです。
それにあの寒い夜の可哀相なヤジマの為にオッ君は親会社にギャラまで交渉してくださったのです!
横浜市民の税金で飲み食いするわけにはいきませんのでこのギャラからボランティアの方々の打ち上げ費用を捻出予定。。。

1月からいよいよこのTVドラマが始まります。TVの裏側で何が起こっていたのかWatchingしてみてくださいね。火曜日フジテレビ系「今週、妻が浮気します」  ドキッ!

 

ZAIM1230 Blue Flowerも撤収 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:50:05
 
 
写真のように道からロープで引き上げ屋上で固定してあるだけ。
実現するまでは試行錯誤でドキドキしましたが初期の図面さえ完璧に用意しておけばあとは現場での対応力の勝負です。
手前は”高いところに登った”田辺さん。自慢じゃないけれどヤジマは脚立なしでネコのようにジャンプします。

 

ZAIM1230 ◎銀風船の取り外し方法◎ [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:45:02
 

お仕事の出来る方はどんな雑用でもテキパキとこなします。
それが結局のところ総合力、すなわち人間力に繋がっているから。

オッ君が編み出した銀風船の取り外し方...
動物園のおサルさんのように金網を揺らすと簡単に落ちてきます。
さすがプロ!
クリップで引っ掛けただけなのに暴風雨でも落ちなかった銀風船がオッ君の手にかかると簡単に落ちます。
手前は立ち寄ったばかりに撤収お手伝いをする羽目になった財)横浜芸術振興財団の職員の方。
 
 

ZAIM1230 撤収開始 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:36:03
 
 
13:00緑山スタジオからオッ君到着。金網タペストリーを引き上げます。
オッ君は途中の一時撤収からすべて判っているので頼りにしています。本当に空から銀風船が降ってきてキレイ〜
 
 

ZAIM1230 昼間のBlue Flower [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:34:14
 
 
こんな感じでワイヤーで風船を吊っています。一ヶ月前一人で作業してたなんて。。。信じられない!
 
 

ZAIM1230 銀風船のポスター [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:29:02
 
 
こんなポスターも作っていただいてました。それも今日で見納め。。。

 

ZAIM1230 Bule Flowerの裏側 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:25:24
 
 
午後からドラマ撮影班のサポートがあるのでそれまで写真を撮り溜め。個展の時はそんな余裕すらなかったのです。
 
 
ZAIM1230 撤収の朝 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-31 13:22:12
 
 
11:00ZAIM到着、すでに職員の方が風船を取り外しを開始していました。さむ〜い日でしたが空気が澄んで光のシャワーを浴びているZAIM。
 
 

ZAIM1228 22:00 [ INSIDE-B.F.Project ] / 2006-12-30 01:04:24
 
 

一人寂しく22:00のライトアップ消灯直前のワンショット。これも明日例のドラマ撮影隊の皆さんがやってきて撤収....本当に終わりなのですね。